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私が検事を辞めた理由

私の場合,司法試験を始めたときは,弁護士になりたいと思っていました。
裁判官や検察官というのは,弁護士以上に遠い存在で,現実感がありませんでしたから。
なんとなくかっこいいイメージがあったので弁護士になりたいと思っていたという,かなりミーハーな動機でした。

実際,平成8年に司法試験に合格し,平成9年に司法修習生になってから,自分の進路に現実味が帯びてきました。
実務修習で,最初に,検察庁に配属され,その期間(3か月間),生の事件・検察の現場を見て,何度も目から鱗が落ちました。
これまで自分が平和に暮らせていた(る)のは,警察や検察がしっかり機能していた(る)からなんだと。

そこで,私は,検察官になりました。

検察官になった以上,生涯の職業としたかったのが本心です。

しかし,仕事がきつかったです。覚悟はしていましたが,それ以上にきつかったです。
きつさというのは精神的なきつさです。
複数の事件を並行してやり,1つの事件が終了しても,すぐ新しい別の事件が来て,常にいっぱいいっぱいでした。
結局,4年間で燃え尽き症候群のようになってしまい,私は検察官を辞めたのでした。
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by ofuna-law-02 | 2008-12-01 01:21 | 弁護士・検事・裁判官
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