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残業代請求

マクドナルドの店長の残業代請求訴訟の判決があってからしばらく経ちました。
今後,同種の残業代請求の事案が増えると思われます。

ただ,問題なのは,残業代請求の前提となる「残業したこと」の証明の問題です。
実際に残業した分タイムカードを押しているケースであれば,仮に訴訟(残業代請求訴訟)になった際,会社側にタイムカードの開示命令(文書提出命令)をかけることができるため,なんとか対応できるでしょう。
しかし,問題なのは,実際は残業しているのに,タイムカードは定時近くに押して,その後非公式に残業しているケースが非常に多いと思われる点です。

この場合,後に裁判(残業代請求訴訟)になったとき,実際に「残業したこと」の証明が難しくなることは否定できません。

そこで,事前の対応策ですが,仮に現状でタイムカードを残業したにもかかわらず押せないとしても,例えば,自分の携帯電話のカメラでそっと帰り際に会社内の掛け時計の写真を写しておくなどの手段を講じておくことがおすすめです。
そうすれば,会社の掛け時計の時刻と自分の携帯電話のカメラの録画時刻が一致しているはずで,そうだとすると,逆に両方の時刻のねつ造は困難と推測できることから,その時刻まで会社にいて残業していたことの証明が十分に可能と思われます。

なお,店長に限らず,管理職ではない普通の従業員の残業代請求も,上記のような対応策を講じておけば,辞めた後なら請求できる立場になれると思われることから,有効と思います。
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by ofuna-law-02 | 2008-12-01 01:11 | その他の法律
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